CAMERA OBSCURA

スナップ写真と日々の雑感

夜の路地

夜の大須の路地です。向こう側にはまだアーケードの通りの灯りが、まぶしく輝いています。

そんな明るい通りからの灯りを吸い込むように、暗闇が路地を包み込みます。タイルや金属の壁が光を反射して浮かび上がり、美しい模様を描き出します。

 夜のくっきりとした陰影は、かなり独特な雰囲気が出ますね。それも路地だとなおさら。なんだか異世界に入り込んで、ふと振り返ったらこんな風景だったみたいな感じです。

しかし最近のデジカメは暗いところでもよく写りますね。手振れさえ気を付ければ、ちゃんと綺麗に写ります。手振れ補正の機能があるカメラなら、もっとラフに撮っても大丈夫でしょう。すごい時代です。

日が暮れてから名古屋駅から大須まで歩いてみたのですが、やっぱり名古屋の夜は早いという印象でした。大須には7時ごろ到着したのですが、かなりのお店が閉店準備をしていました。

たまに東京に遊びに行くと感じる「夜はまだまだこれからだ―。」みたいな雰囲気は名古屋にはないですね。東京でもそういう元気なところしか見てないだけかもしれませんが。

名古屋人は早く寝る。