風をみるひと

今日はいい天気でしたが明日から天気が崩れそうなので、暑さに気をつけながら自転車で走りました。
今の季節は風が強くても体温が持っていかれるようなことはないので、それほど神経質にはなる必要はありません。それでもずっと向かい風だと苦しいので家を出る前に風の向きをネットで調べてから出発しています。
風を調べる特に気を使っているのが、できるだけ帰り道で追い風になるようにコースを決めていることです。帰り道は疲れているので、追い風のほうが楽ですから。
それでもどうやっても帰り道が追い風にならないときは、追い風の距離ができるだけ長くなるようにコースを決めています。あとは長い下り坂は向かい風でも楽なので、それも考慮に入れています。
最近は風向きによって海に行くか山に行くか、右回りか左回りかなんかも変わってくるので、風向きを調べないとどこに行くかも決まらないような感じです。
それでも時間によってリアルタイムに風向きも変わったり、風向きの予測が外れることもたまにあるので、ひたすら向かい風を延々と走るなんてときもあります。
そういうときは予定より短いコースで引き上げたりすることもあります。この季節下手すると熱中症で即死しますから、無理はしません。無理、ダメ、絶対。
午前中だけ

梅雨とはいえ晴れた日は30℃を超える日がほとんどです。なので運動する場合はできるだけ暑くなる前の時間帯だけにしています。具体的にいえば午前中です。
昼をすぎるとかなり気温が上がってくるので、熱中症になる可能性が高くなります。健康になるために運動してるのに、熱中症になったらバカみたいなので暑くなる前にとっとと帰宅するなのです。
午前中だけだと自転車で50km~60kmくらい走るのが限度になります。朝早くから出ればもっと走れますが、朝早いと朝食を摂る時間が無くなり栄養不足状態で走るとあんまり身体によくなさそうです。
なのでしっかり朝ごはんを摂ってから、ゆっくりと家を出ることにしています。それに朝食抜くと全然走れなくなりますし。夜が明ける前に走ることも考えましたが、普通に暗いと危ないので今のところは控えています。
100km以上の距離を走れるようになるのは、涼しくなって午後も走れるようになる10月以降ってところでしょうか。あれ?10月ってまだ暑かったっけ?
空に羽ばたく鳳

晴れた空に大きな鳥のように見える雲があったので撮りました。鳥に見えないですって?まーそうかも知んないけど、そこは想像力でなんとか。
雲は面白い形を見つけたら数秒以内で取らないと、ぐずぐずしていたら違う形になってしまいます。このまえもかわいいにゃんこみたいな雲を見つけたのですが、自転車に乗っていたので安全な場所で停止させてから撮ろうとしたら、にゃんこの首がもげていました。悲しいなぁ。
しかも雲は地上の建造物などとは違いまず同じ形にはならないので、チャンスを逃すと一生同じ雲には出会えません。厳密には地上物も同じ時間、同じ季節、同じ光の具合は二度と無いので、一生に一度しか出会えません。
毎日変わらないと思われる生活でも、実は二度と訪れることのない瞬間の連続です。写真とはこの先二度と訪れない一度きりの時間を切り取る、なかなかにすばらしい趣味なんだと思います。
そんな二度と訪れない日を、惰眠むさぼり無駄にするのがわたしのスタイル。
非凡と平凡

ふと非凡と平凡の違いはどこにあるんだろうかと考えてみました。
写真の場合は誰が見ても素晴らしいと思う、非の打ち所のない構図や被写体をちゃんときれいな色で現像したものが非凡だと思われるでしょう。
だがちょっと待ってほしい。
誰もが素晴らしいと思うのであれば、みんなが同じような感想を抱く時点でそれは平凡な写真なのではないでしょうか。みんなが良いと言っているものは、良いと言ってもらえるように狙って作られたもので、それ以上でも以下でもありません。
むしろ見る人によって感想がバラバラな作品こそが非凡なのではないのでしょうか。
写真を見た瞬間には感想が出てこない、筆舌にし難いなんかこうモヤモヤした印象を与える写真のほうが非凡なのではないのでしょうか。
そして非凡というのは狙って作るものではなく、平凡な作業や作品作りをを延々と続ける中で、やっとにじみ出てくる灰汁のようなものなんじゃないでしょうか。
何を言っているのかよくわからないとは思いますが、わたしもよくわからないので気にしないでください。
まだ留守でした

久しぶりの晴れ間だったので、自転車で軽く走ってきました。・・・が、緊急事態宣言解除後でしかも土曜日だったので、とにかくどこも人が多い。
海では潮干狩りの人がいっぱいで、いつもはガラガラの道も路駐で車が連なっていました。
平日なら誰もいない公園なんかも人がいっぱいで落ち着いて休憩できなかったので、いつものコースの人気の少ない穴場でトイレ休憩だけしました。
そしてトイレの壁を見上げると、そこにはツバメの巣が作られていました。が、誰もおらずにどうやら留守のようです。外にはツバメが飛んでいましたが、人間が近くにいるので近寄ってきません。
ヒナがいる様子ではなかったので、おそらくまだ卵なんじゃないかと思います。あと数日したら孵化して、元気よくピーチクパーチクしているんじゃないでしょうか。
自転車で走るときにはここのトイレはよく利用するので、ヒナが顔を出し始めたらまた撮ってみるつもりです。にしてもよくこんな壁に上手に巣を作れるもんです。