タイトルに深い意味はないです。
薄暗い地下連絡路をノーファインダーで撮影したら、偶然いい感じの写真になりました。ペンキで塗られた壁がいい具合にぬめり感を出していて、濡れているわけでもないのにウェットな質感が出ています。
その暗くウェットなトンネルから、今にも抜け出そうとして歩いている一人の男。まさに光の中へ完結する物語です。
その光の先は死者の待つ世界なんですけどね。さようなら、もうひとりの僕。
これは間違いなく隠せないほどまばゆい光ですね。静寂破りこの世に蘇りそうです。なんのこっちゃ。
この数日で名古屋、秋葉原、立川あたりをスナップ撮影しましたが、ほぼノーファインダーで撮ってました。
カメラを構えてファインダーを覗いて、フォーカスポイントを動かして、シャッターボタン半推しでピント合わせて、なんてやるよりパンフォーカスで腰だめでエイヤッと撮ったほうが速いし勢いがあります。
そりゃ失敗する写真も増えますが、デジタルならフィルム代に比べたらコストはタダみたいなもんです。マクロ領域ではシビアなピント合わせは必要ですが、シャッターチャンス優先のスナップ撮影ならパンフォーカスのノーファインダーでいい気がしてきました。
みなさんもノーファインダー撮影しませんか?かなりおもろいよ。