路地です。それ以上でも以下でもない路地です。
大通りよりも路地のほうが好きです。理由は写真映えするから。身も蓋もない。
大通りは綺麗ですが、がらんとしています。路地は狭くちょっと怪しい雰囲気で、壁に挟まれた間にいろんな物がひしめいています。そこで生活している人々の空気も感じられます。なので写真映えするのです。
比較的新しく区画整理された街などは、素敵な狭い路地にはあまり出会えません。すこし古い商店街などのほうが魅力的な路地に出会えます。
そういう魅力的な路地を見つけるために、わざわざ誰も通らないような細い道を選んで歩きます。なので観光地とかに行っても、有名どころではなくろくに店もないような路地ばかり歩いてしまいます。
みんなが行くような有名どころはほかの人に任せておいて、誰も通らないような路地を歩いてスナップを撮る。それが楽しいのです。