昨日は去年撮った写真でお茶を濁したのですが、やっぱり新年には年を明けてから撮った写真を使いたいということで、近所の神社に初詣に行ってきました。
ふらっと歩いて行ってきたので、特に何がどうとかいうのはありません。普通に参拝してきただけです。2日のお昼過ぎに行ったので人はまばらで、これぐらいのほうがやっぱ楽だな~と感じます。有名なところはまだまだ人が多いのでしょう。
ところで神社で参拝するときの作法ってありますよね。二礼二拍一礼ってやつ。2回礼をして2回柏手を打って最後に1回礼をするっていう作法(?)
これ今までしっくりこなかったんですよ。伊勢神宮に行った時も教えてもらったのがこのやり方だったので、いままでなんとなく続けてきたのですがなんかいまいち腑に落ちない。
そこでまたもやGoogle先生で調べてみたところ、明治時代より前は二礼二拍一礼という作法はなかったそうで、もっと各自自由に参拝していたということです。
なぜ二礼二拍一礼になったのかというと、戦後GHQが神社庁を使って日本人の生活と密着していた慣習を、神道という宗教に格下げするために形式的な儀式として取り決めたとありました。
GHQがどうだとかと言われると本当かどうか怪しい気もします。ですがそのあとに三礼三拍一礼という作法が正しい(?)というのがあり、そっちのほうが気になりました。
なぜ三礼三拍なのかの理由として古事記に登場する、
- 天之御中主神(あまのみなかぬしのかみ)
- 高御産巣日神(たかみむすひのかみ)
- 神産巣日神(かみむすひのかみ)
の三柱の神様に一回ずつ礼と柏手を打つからというものです。この神様はこの世界を形作った造化の三神です。これはわたし個人的にはかなり腑に落ちました。
また参拝の字が、漢数字の壱、弐、参の「参」であることも理由としてありました。こっちはちょっとこじつけっぽいですが。
なのでこれから神社に参拝するときは、三礼三拍一礼にすることにしました。もちろん今日も三礼三拍一礼でお参りしてきました。もともと明治時代以前は参拝方法は自由だったのですから、各自が納得する方法で参ればいいのです。
それに参拝の方法が違うくらいで、大らかな日本の神様は怒ることはないと思いますよ。