上に昇る階段の写真ですが、何かおかしい・・・
実はこの写真は左に90度回転しています。この鉄骨階段は縦構図で撮ったんですが、カメラ側で縦構図と認識されずに、取り込んだ時に横構図のままGoogleフォトに保存されていました。
なので保存されている写真を見たとき、「あれ?こんなの撮ったかな?」と首を傾けてしまいました。そして首を左に90度傾けたら回転してることに気づきました。(あ、ここ誇張入ってる)
でもこれはこれで面白いので、回転したままアップしました。鉄骨階段の裏底が床面になっていて、ちゃんとこのまま昇れそうです。まるでエッシャーのだまし絵のようです。
またモノクロで撮っているので左の青空も壁に見え、よりだまし絵っぽく見えます。
回転といえば昔のゲームソフトでセプテントリオンというゲームがありました。内容は転覆する船の中から脱出するというものなのですが、転覆する船の中なので船の傾きによって天井や壁が地面になったり、普通の階段が回転して昇れなくなったりするというゲームです。
もし自分の撮った写真の中に入れたとして、回転する向きを間違えて入ってしまったらとしたら、ゲームと同じように壁を歩いたり逆さになった天井をある子ことになるのかなぁ?なんて妄想してしまいます。
子供の頃はそういう見た景色の中に、自分を投影するという妄想で遊んでいた気がします。あれってかなり高度なロールプレイというか、なりきりというか、大人になってしまうと見える世界が現実的になってしまうので、なかなかできない遊びのような気がします。
子供の頃はエッシャーのだまし絵なんかも大好きで、よく歩いている自分を想像して楽しんでましたね。
この写真は偶然にもそんな経験を思い出す、楽しい一枚になりました。