CAMERA OBSCURA

スナップ写真と日々の雑感

ライフライン

今回の台風で未だ停電が続いている地域もあります。この暑さの中で電気が使えないので冷房も使えず、熱中症で亡くなった方も出てしまいました。

見上げればどこにでもある電線があり当たり前のように電気が使えますが、災害時にはその当たり前すらかなわなくなってしまうことを改めて思い知らされます。

小規模な停電なら素早い復旧も可能なのでしょうが、今回の台風や自信などの大規模な災害時においては復旧も長期化してしまいます。

そう考えるとわたしたちの生活は、かなり脆弱で危ういライフラインの上に成り立っていることがわかります。

災害はどうやっても避けることはできません。災害大国である日本はこういう自体に備えて、もっといざというときのバックアップにお金を使うべきだと思います。

大規模な停電でも素早く復旧できるシステム。また電気に頼らなくても別の方法で、生活に支障が出ないようにする街づくり。

これからの街づくりはそういう機能も考えていくべき時期なんだと思います。