CAMERA OBSCURA

スナップ写真と日々の雑感

名鉄蒲郡線

今日はふらっと自転車でゆるポタしてきました。矢作古川を下って海に出て、そのまま蒲郡駅までゆるゆると。

そんなわけで蒲郡駅前に着いたのですが、駅名の看板がどうにも色褪せて薄くなっています。南側の看板なので直射日光に当たり、かなり薄くなっています。

が、名鉄さんはこれを新しく塗りなおしたりはしないでしょう。というのも、この名鉄蒲郡線は2021年に廃線の可能性が高いのです。

今はまだ自治体がお金を出しているので、2020年までの存続は決定していますがその先は不明。すでに吉良吉田駅から先の名鉄三河線の碧南行きは、碧南まで廃線になりました。

同じようにこの蒲郡線も利用数が少ないので、いつ廃線になってもおかしくない路線です。名鉄は配線する気満々で、その証拠に蒲郡線にmanacaなどの導入はされていません。廃線予定なので新しく設備投資をするつもりはないのでしょう。

蒲郡線は海沿いを走る路線で、以前は蒲郡近隣の温泉や海水浴などの観光客が利用していましたが、その観光もいまは寂れ気味です。さらに自動車の普及により電車の利用者数も激減しています。

早ければ2021年にも廃線になってしまう蒲郡線。海沿いを走る列車からの眺めはなかなか綺麗なので、興味のある方は廃線前に一度乗ってみてはいかがでしょう。