少し前のことです。海沿いを自転車でのんびりと走っていたら、コンクリートの上に何やら置いてあるのを発見しました。それがこのパンダちゃんです。
子供が親に連れられて遊びに来たときに置き忘れてしまったのでしょう。そうおもうと少し哀愁を感じるパンダです。
ちょうどその時は被写体を探していたので、これ幸いと置き忘れられたパンダちゃんをパシャパシャ撮っていました。パンダ可愛いよパンダ。
まあ周りから見るとただの変態のおっさんにしか見えませんが、海沿いなのでわたししかいません。色々アングルを変えながら一心不乱にパシャパシャしておりました。
しこしそのころ、夢中に撮影している変態に近づいてくる物体がありました。その時点ではまだわたしは気がついていません。
こうやって改めて写真をみてみると、一台のミニバンが近づいて来ているのがわかります。数十秒後、そのミニバンはパンダを撮っている変態の近くで停まりました。
そうです、このミニバンから降りてきたのがこのパンダちゃんを保護してくれる人でした。子供が置き忘れたぬいぐるみを母親と一緒にしていたのです。
さて、ミニバンから降りた母親とカメラでパンダを撮っている変態の遭遇です。流れる気まずい雰囲気。その後事は聞かないでください。
この状況を一言で言うなら、ただただ恥ずかしかった。
おまわりさんを呼ばれなくてよかったです。