CAMERA OBSCURA

スナップ写真と日々の雑感

シルエット

街路樹がシャッターに影を落とし、そのシルエットを浮かび上がらせていました。冬の夕方の低い太陽ならではの長い影です。

光のあるところではなく光のないところに注目すると浮かび上がる形、とても面白いです。

光あるところ影あり。当たり前ですが光のみだったら、全部真っ白な世界になってしまいます。影があるから形がわかる。

有るから無いがわかる。無いから有るがわかる。色即是空、空即是色。

カメラは光を取り入れて絵を作る機械ですが、取り入れなかった光も影という絵を作っています。どちらだけでも成り立たない、両極端ではなく中庸こそ肝心です。

つまり穴があるからドーナツ。そしてドーナツには穴があるから、実質ゼロカロリーみたいなもんです。(?)なんのこっちゃ。

ミスドのドーナツは3つ食べるとお腹を壊すんですよねぇ・・・美味しいけど。