名古屋駅前のロータリーにあるアレです。平成の終わりとともに撤去されるということで撮ってきました。特に思い入れはないんですけどね。
空が曇天だったからというわけではないのですが、モノクロで撮ってみました。最近晴れ空の時にスナップが多かったので、どんなもんかなと思ってたんですが、曇りの日のスナップもいいですね。
雲がディフューザー代わりになって光がよく回るので、質感が柔らかいトーンになります。このへんなオブジェは金属ですが、光が柔らかいので白飛びもなく描写されています。
しかしこのオブジェ？モニュメント？はいったい何を表しているの？怒り？悲しみ？わたしは名古屋駅と言ったらこれよりはナナちゃん人形のほうが思い入れがありますね。
調べたらこの微妙な物体は平成元年に作られたようです。水が出たり光が出たりする機能があったようですが、車に水がかかるから不評で中止したり、照明は故障していて放置したままとかかなりグダグダなようです。
来年度にリニア開通に向けて駅前の整備のために撤去されるこの物体、30年間とりあえずおつかれさまでした。
