CAMERA OBSCURA

スナップ写真と日々の雑感

ワープ扉

目の前に違う世界に行けるワープ扉があります。子供の頃だったらそういう妄想をしていたと思います。この入口の形もファミコンのアトランチスの謎の扉っぽいし。

ワープ扉に入ると入った人間の生体情報がスキャニングされ、一度原子分解されてから移動先に転送されて再び再構築されます。これは比較的優しいワープ方法です。

ひどいワープ方法だと移動先に入った人間の記憶も含めコピー体を作り、扉に入った人間はそのまま消滅させられます。でも移動した人間は移動していない消された人間のことは知らされずに、てっきり自分がワープで移動したものだと思い込みます。

ワープ先にいるのは自分と同じ記憶を持っただけの別人です。これがすこしホラーチックなワープです。

でもよく考えれば、人間の体は3ヶ月もあれば体の細胞のほとんどは入れ替わると言われています。なので3ヶ月前の自分と今の自分が別人かといわれたらおそらく別人ではないので、一瞬で違う肉体に記憶がコピーされても別人ではなく本人なのでしょう。

そういえば最近どこでもドアじゃなくて、どこでも楽器ケースでレバノンにワープした人がいました。どうやらお金さえあれば、法律とか無視して誰でもワープできるみたいです。