CAMERA OBSCURA

スナップ写真と日々の雑感

各地にあるよくある神社

散歩の途中で撮った、日本各地によくある神社です。この地域の人の村社といったところでしょうか。

それでも鳥居を前にして写真を撮ると、静かな雰囲気に影響されてかなんとなく身の引き締まる思いになります。

そして神社がいいなと思うのは、この神社のように常駐している人がいるわけでもない神社でも、綺麗にされているところです。ゴミなんて落ちていません。地域の人に大切にされているというのが伝わってきます。

この神社は川沿いの堤防に沿って建てられているのですが、もともとは古墳だった場所に建てられているようです。わたしの住んでいる場所の近所にはこのような古墳跡がたくさんあり、少し盛り上がっている地形が数多くあります。

そんな盛り上がっている場所にはほぼ神社が建っています。本来なら古墳はお墓なので、お寺が建っているのが普通だと思いますが、明治維新の神仏分離の時にお寺は引っ越してしまったのかもしれません。

もしくは古墳だとは気づかずにただの小高い場所だったから、知らずに神社を建てたのかも?または古墳は昔の豪族の墓なので、そのあとの権力者が力を誇示するために神社を建てさせたのか?

いろいろな憶測は浮かんできますが、事実はわかりません。こんな身近な存在の神社ですらあまりよくはわからないのです。

世の中分からないことだらけです。