先日海に行って撮るものがあまり見当たらなかったので、なんとなく流木を撮りました。
流木なら風が強くても草花みたいに揺れないので、ブレを気にせずにゆっくりと撮れます。また同じ形の流木はないので、それぞれ違う形で個性的なので面白いです。
普通に生えている木より、海に流されて岸にたどり着いた流木のほうが魅力的に感じます。どうやって海に流れ出たのか、どれくらい海を漂っていたのか、ひょっとして別の国から流れてきたのかなど想像するのが楽しいです。
この流木は根っこごと流されていたみたいで、台風かなんかで根っこごともげたんでしょうか。海を漂っている間に土が洗い流されて根っこが複雑に絡み合っている様子がよくわかります。
そんな流木ですがアクアリウムで水槽の中に沈めて魚の隠れ家にしたり、DIYで自然派な部屋飾りを作ったりする需要があります。
そこで流木を拾って売る事も考えてみました。調べてみると海や川で流木を拾うことは問題ないらしいです。なので近くに流木が拾いやすい海や川があれば、原価ゼロで材料を仕入れることができます。
ですがちゃんとした売り物にしようとすると、アク抜きや虫を排除するために熱湯で煮るか数ヶ月水につけておく必要があります。そしてしっかり乾燥させるとなるとかなりの時間と手間がかかります。
というわけで流木をビジネスにするのはなんとなく面倒そうなので、今のところは写真を撮るだけで満足しておきます。
