ある団地の一角をスナップしたのですが、この画像をじっとみているといろいろな思いが浮かんできます。
車輪付き手押しカゴが置いてあるのを見ても高齢者の住人がいるのが見て取れます。数十年前なら若い家族が住んでいたであろう団地なので、このような狭く急な階段でも良かったのでしょう。
それから数十年経ちその若かった家族も年を取り、高齢者の夫婦になりました。このバリアフリーなんて概念のなかった時代の生活環境では、高齢者にとっては少し厳しい生活環境になっている気がします。
手すりを後から付けたようですが、それでもこの高齢者が階段を登っていくのはかなりきついでしょう。別のところに引っ越せばいいのでしょうが、資金的な問題が有りそれもままならないのかもしれません。
このスナップを見ていると、今の日本が直面している高齢化をしみじみ感じます。
平日昼間に自動車乗ってると、ほんと高齢者ばかりなのでかなり気を使います。あんまり言いたくないのですが、高齢者の乗ってる各膣が高い軽トラなんかは自転車感覚でショートカットとかしまくるのであんまり近づきたくありません。
うちの親もそうですが、年を取るほどに頑固になっていって免許返納なんかする気もなさそうなのが困りものです。
わたしは人に迷惑を掛ける前に、ピンピンコロリと逝きたいと思っています。