CAMERA OBSCURA

スナップ写真と日々の雑感

秋のIndication

平地では最近までなかなか色付かなかった木の葉も、やっと徐々に色を変えるようになってきました。緑葉と紅葉が入り混じって、まるでモザイク模様のようです。

まっ赤に染まった綺麗な紅葉もいいですが、こういう色が変わる途中の中庸な時期も好きですね。0か1ではなくてその間の中間、デジタルではなくアナログ、はっきりではなくぼんやり。

ですが世の中は物事をはっきりさせようとする傾向が少なくありません。善と悪、白と黒、功と罪、是と非、イエスとノー。

でもほんとはどちらでもない、その真ん中ということがほとんどです。

あまり物事を0か1かで判断していると疲れてきます。なぜなら人間もアナログで中庸な存在です。24時間365日カッチリと生きるより、少しくらい適当でゆるいくらいがちょうどいい。

秋の兆候を感じながら、見上げた木の葉にいろんなことを考えさせられました。

・・・え?南野陽子?

はいそうです。今でも普通に歌えます。ジャス何とかが怖いので歌詞は書きません。