この写真は先日X100Fでスナップしたときに撮ったようなのですが、どこで撮ったのか覚えがありません。いつのまにかメモリカードの中にこっそりと入っていました。
これは噂に聞く意識しないでシャッターを切るという、無我の境地にたどり着いたのかもしれません。人が意識しないでも呼吸するように、無意識のうちに写真を撮るという、恐ろしい領域に足を踏み込んでしまったようです。
まあ実際にはただの記憶力の低下、つまり物忘れでしょうけど。
とはいえ必死になっていい写真を撮ろうとしてシャッターを切れば切るほど凡庸な写真になり、逆に意識を無にして自然にシャッターを切るといい写真が撮れる。そういうのは実際あるような気がします。いや、知らんけど。
ってこの記事を書いている最中にどこで撮ったか思い出しました。ある民家の庭からはみ出していた花です。
というわけで無我の境地なんかではなく、やっぱりただの物忘れだったみたいです。知ってた。