CAMERA OBSCURA

スナップ写真と日々の雑感

チタンといえば

先日23日にX-Pro3が正式発表されました。隠し液晶やクラシックネガティヴなどの新しいフィルムシミュレーションなどが話題ですが、軍艦部にチタンを採用したこともその一つです。

で、おっさんはチタンと言うとニコンのF3/Tを真っ先に思い出します。学生の頃はニコンF3HPの中古でスナップ撮影をしていたのですが、F3/Tは買えませんでした。高くて。

あとはチタンと言って思い浮かぶのは、コンタックスのG1、G2、T2あたりでしょうか。これも当時欲しかったのですが、そんなお金はありませんので買えませんでした。

個人的感想ですが、X-Pro3はどことなくコンタックスG1、G2に似ている感じがします。X-Pro3もコンタックスG1、G2のように名機と言われることになるんでしょうか。

まあ外装の材質が真鍮だろうがチタンだろうがアルミだろうがマグネシウムだろうが、中身は一緒なのでそんなにチタンにトキメキはしません。

アウトドアグッズにもチタン製のマグカップなんかありますが、アルミでいいよね。メガネのフレームはチタンのほうがいいかな?軽くて丈夫でアレルギーになりにくいので。

X-Pro3のチタンには塗装で3種類あります。まずは普通のブラック塗装。次にシチズンの表面硬化技術「デュラテクト」を使ったデュラブラックと、デュラシルバーがあります。

このデュラテクトは傷に非常に強いらしく、ナイフで表面をカリカリやっても傷がつかないなんて動画も見ました。でもその分お値段お高め。だったら普通のブラック塗装でいいです。使い込んでチョロハゲになるほうがかっこいいし。

ちなみにわたしの保有しているX100Fは底面の突起の塗装が剥がれていますが、他の箇所には全く傷がありません。普通の塗装でも十分強いです。

なんてことを考えていますが、ほぼ100パーセントX-Pro3は買いません。買えません。お金がないので。

どうやらわたしはチタンには生涯縁がないようです。