CAMERA OBSCURA

スナップ写真と日々の雑感

カメラ遍歴でも書いてみる

今日はネタが無いのでわたしのカメラ遍歴でも書いてみます。

まず学生の頃に写真の授業があったので、父親の持ってたリコーのXR500というカメラを勝手に持ち出して写真の授業に出てました。そんなわけで最初に触ったカメラはリコーの一眼レフでした。

このカメラは安いわりによくできていたカメラですが、シャッタースピードの上限が1/500とかなり遅い。しかも買ってからタンスの中でかなり放置されていたので、経年劣化であちこちから光が漏れて、フィルムに感光するようになりました。なので新しくカメラを買い換えます。

次に買ったのはニコンのマニュアル一眼レフのNewFM2。この時期すでにオートフォーカスが主流でしたが、授業に使うのであえてマニュアルを買いました。これに35mmf2のレンズだったかな?を付けてスナップを撮り始めます。

モノクロフィルムで撮って、学校の暗室で現像していました。この時の経験が今の撮影スタイルの原点になっています。

そしてカメラの楽しさを知ったのでニコンのF3 HPを中古で買いました。時代はすでにニコンF5が発売されていた時期です。ですがF5はもちろんF4の中古ですら当時のわたしの経済力では買えない価格でした。

そこで腐ってもフラッグシップのF3を買ったということです。いや~F3はいいカメラでしたね。すべての作りがしっかりしている。手に持っているだけで満足感が得られるカメラでした。このカメラにも35mmのレンズを付けて、ポジフィルムでスナップ撮影していました。

このときはカメラバッグに交換レンズとストロボとフィルムを詰めて、さらに三脚も持って出かけるくらい体力がありましたね。いまでは考えられません。

そのあと就職してカメラからちょっと離れる時期があったので、ほとんどの一眼カメラ機材を処分していました。それでもリコーのR1や富士フィルムのティアラなどコンパクトカメラで写真は撮っていました。

そして時は過ぎデジタルカメラの大転換時代になります。

最初に買ったデジタルカメラはコダックのDC240 ZOOMという130万画素のカメラでした。これがでかくて重い。電池はすぐ切れる。コンパクトフラッシュは40MBと、今思えばおもちゃのようなデジカメでした。

なのでデジタル一眼レフカメラが欲しくなり、買ったのがフォーサーズのオリンパスE-300。四角くてデカくて重いカメラです。今でも手元にありますが、持ち出すには勇気がいりますね。

このE-300には画像素子にコダックのCCDが使われており、偶然にもDC240 ZOOMとコダック繋がりになってしまいました。コダックセンサー独特のコダックブルーが特徴でした。

が、ここで目の病気になり手術をすることに。手術自体は簡単だったのですが、術後しばらくファインダーを覗いて集中的にものを見ると非常に疲れるようになってしまったので、E-300で撮ることから離れてしまいました。

ならばファインダーを覗かなければいいと思い、背面液晶を見て撮ることのできる富士フィルムのXQ1を買いました。このカメラは当時のコンパクトデジカメのなかでは起動スピードがかなり速く、スナップに適したカメラでした。

そして時間がたってカメラのファインダーを覗いても疲れなくなるくらい目が回復したので、カメラ趣味を本格的に復活させてX100Fを買ったというところです。

レンズはニコンの時にタムロンの90mmマクロを買ったくらいしか覚えていません。中古のレンズを買ったのですが、そんなに使ってなかったので忘れました。バイト時代はフィルム代と現像にお金がかかったので、レンズまで手が回らなかったですね。

振り返ってみると、リコー→ニコン→オリンパス→富士フィルムといったところです。キヤノンやミノルタ(ソニー)にはまだ縁がありませんね。ペンタックスはリコーになっちゃいましたし、パナソニックはフォーサーズでちょっと縁がありますね。

ライカやコンタックス?まったく縁が無いですね。あれは危険なので、近づかないようにしています。こわいこわい。(またこのオチか)