身近に口癖が「面白くないなぁ～」という人がいます。その人は何かにつけ「面白くない」を口にして、面白くないアピールをします。本人にすればただの口癖でしょうが、聞いていてちょっとイラっとするので、聞き流してスルーすることにしています。
面白いも面白くないも物の見方だと思うんです。道に落ちている石だって、面白いと思う人もいれば面白くないと思う人もいます。テレビ番組だって面白いと思う人もいれば、面白いと思わない人もいます。
ぶっちゃけ人間なんて先入観の塊なので、自分で面白くないと思いこんだらどんなものでも面白くなくなってしまいます。むしろ「面白くない」と口にすることで、自分自身を洗脳してしまい、どんなものでも面白くないと感じてしまうでしょう。
仮にその人の口癖が「面白いなぁ～」だったら、おそらく色んなものが面白く感じるはずです。結局最後どう感じるかは、本人の気持ちひとつでどうにでもなるからです。
こういうことを書くと、どんな不幸でも「よかった探し」でポジティブにしてしまうポリアンナ症候群なんてことも思い浮かべます。ですが、どんなことにでも不満を持つ「よくない探し」をするよりはいいんじゃないでしょうか。
