今日は風が強く、ススキがものすごい勢いでなびいていました。それはもう全力でなびくなびく。夕暮れの太陽がすすきの穂を金色に輝かせます。
ススキといえば秋の七草のひとつですが、パッと7種類言える人はなかなかいないと思います。
- オミナエシ
- ススキ
- キキョウ
- ナデシコ
- フジバカマ
- クズ
- ハギ
秋の七草の覚え方は、上の7種類の草の名前の頭文字を順に並べると「オスキナフクハ」→「お好きな服は？」になるとはるか昔に覚えました。でも実際は「お好きな服は？」という言葉を覚えていても、フジバカマとか出てこないですけど。
しかも秋の七草は食べられない。七草それぞれには薬効成分があるみたいですが、春の七草のようにお粥にして食べたりはしません。
その理由はおそらく食料の少ない時期に咲く春の七草に比べて、秋の七草は普通に秋に収穫された食物があったから、草なんか食ってる場合じゃなかったんでしょう。
くず餅は普通に美味しそうですけど。
ちなみにススキは北米では侵略的外来種として猛威を奮っているそうです。日本では外国から来たセイタカアワダチソウに駆逐されかかっているススキですが、外国では逆にセイタカアワダチソウを駆逐しているそう。
さらに日本でも最近はセイタカアワダチソウも繁殖しまくったおかげで自分の毒で汚染した土によって自滅で枯れていき、セイタカアワダチソウの毒に耐性を持ったススキが繁殖しているみたいです。
ススキ強いな・・・
