そういえば最近の街灯に虫が集まっている様子を見ることが少なくなった気がします。たぶん街灯の光源が蛍光灯からLEDに切り替わったせいでしょう。
虫は明るいものに寄ってくる習性がありますが、あれは光に含まれる紫外線が虫を引き寄せています。LEDにはほとんど紫外線が含まれないので、虫が近寄りにくくなっています。
街灯に虫がわんさか寄っている光景が、なんとなく苦手だったので喜んでいます。
あと蛍光灯は人間の目では感じにくいのですが、写真に取ると緑色かぶりが起きてしまいます。実はよく見ると目でも緑色に見えますが、自動的に脳みそが白く補正してしまいます。
白熱灯と蛍光灯の高原がミックスされた被写体なんか撮ると、なんとも汚い色合いになったものです。光源がLEDに切り替わってからはほとんど緑色かぶりが起きなくなりました。
LEDのライトが出始めの頃は、白熱灯などに比べて光が硬く感じ違和感がありました。LEDの光源で字を読むと疲れやすいという声もよく聞きました。今ではLEDが改良されたのか、人間のほうが慣れてしまったのか、そういう声も聞かなくなってしまいました。
なんだかんだで普及したなぁ、LED。
