ビックカメラで展示品のカメラをいじっていると気になるのがシャッター音です。
ミラーレス一眼はレンズ交換のためにフォーカルプレーンシャッターを採用しています。デジタル一眼レフと比べると、レフが無いために物理的にシャッター音はとても静かです。
それでもリーフシャッターのX100Fのチッというシャッター音に比べると、やはり大きく感じてしまいます。AEオートブラケティングで3枚連射するとチチチッとまるで小鳥の囀りのようなかわいらしい音がします。
この静かなシャッターはスナップ撮影によく合います。ノーファインダーでカメラを腰のあたりに構えて親指でシャッターボタンを押すと、撮影していると意識されずに自然な雰囲気で撮影することができます。
ただノーファインダー撮影はあまりやりすぎると、盗撮と勘違いされるのでほどほどにしていますが・・・
マクロ撮影でファインダーを覗き、被写体と数センチのところで息を吐きながらゆっくりシャッターを切る。すると全神経が研ぎ澄まされた状態でチチチッという囀りが心地よく耳に残ります。
フォーカルプレーンに比べても振動が少ないので、マクロ撮影の時にはほんのわずかですがぶれも少ない気がします。
先日の記事でX-Pro2の感触が良かったと書きましたが、シャッターを切ったときの音は断然X100Fのほうが好きですね。
