CAMERA OBSCURA

スナップ写真と日々の雑感

キラキラしていない写真

以前インスタグラムとかも使っていて写真をアップしたりしていたのですが、今はブログで発表するようにしました。

なぜインスタグラムを辞めたのかというと、あそこにアップされている写真はキラキラしすぎているのです。使っているのが若い人が多いというのもあり、派手な色遣いで彩度も高めに加工してある写真がたくさんです。そんなキラキラした色遣いが、やつれたおじさんには眩しすぎるものばかりでした。

どちらかというと彩度が低めのちょっとレトロで褪せたような色が好みなので、これは居場所がないなーと感じたのでインスタを辞めて、地味な写真をブログでこっそりやることにしました。

そんなキラキラしていないわたし好みの写真を、X100Fのクラシッククロームは撮って出ししてくれます。地味なスナップ写真撮影に渋い色を出すクラシッククロームは、まさに相性ピッタリです。

X100Fを買った当時はブラケティング撮影をフィルムシミュレーションのベルビア、クラシッククローム、アクロスの3種で撮っていました。半年くらいはキラキラした写真のほうが良いと思い、花を撮るときも赤い色がさらに赤くなるような、ちょっと嘘くさいほどに網膜にガツンと来るような彩度の高い設定で撮っていました。

ですが最近はほぼクラシッククロームのAEブラケティングのみで撮影しています。たまにアクロスでモノクロ縛りしたりしますけど。これならキラキラが苦手なおじさんも大満足。

そろそろ買って1年になるX100Fですが、このカメラのおかげでこの1年は大変楽しい年になりました。本当にこのカメラを買って良かったです。

こんな素敵なカメラを出してくれて、ありがとう富士フィルムさん。