CAMERA OBSCURA

スナップ写真と日々の雑感

壁に映る景色

よく磨かれた高そうな石の壁がピカピカ過ぎて、反対側の景色を反射していたので撮ってみました。ピントが合ってない壁の模様がモヤみたいになって、現実ではない世界にも思えます。

ただ撮影する様子ははたから見たら壁に密着してカメラを構えている変な人です。これが壁だからまだいいですが、ピカピカに反射する床だったらアウトです。通報されてしまいます。

反射する物体は便利ですが、使い方を間違えると危険です。気を付けましょう。

反射する壁越しに撮影をしようとすると普通は壁の模様にピントが合いそうなもんですが、撮影可能最短距離以より近づけば普通に反射した向こう側にピントが合います。

これは金網越しの向こう側を撮るときに金網に目いっぱいレンズを近づけて撮れば、金網にピントが合わないで向こう側の景色にピントが合うのと同じです。たぶん。

水の水面だけでなく、こういう磨かれた壁なんかも反射を利用して面白い写真を撮ることができます。常に注意深く周囲を見回して、使えそうなものを見逃さないようにしたいです。