CAMERA OBSCURA

スナップ写真と日々の雑感

夜の街を撮る

最近は日が暮れるのが遅くなって、午後7時くらいだとまだ明るいという印象です。今日は雨が降ってて暗いですが。

夕方から日没までの時間はなんともいえない雰囲気が街を包みます。みんな仕事帰りで家路を急ぐ人、ちょっと一杯ひっかけていく人などいろいろな人たち入り乱れて、まったりとしつつ少しカオスな人の流れになります。

昼間や朝だとみんな目的地に目もくれず歩いていくので、同じ方向に流れているという感じがします。

その日没前の混沌とした人波を、特に意図もせず淡々とスナップしていくと、これまたなんとも言えないまったりとした感じの絵になります。

昼間にはない店の照明や飲み屋の看板など、きらびやかでいい感じになります。街のスナップはこれぐらいの時間のほうがにぎやかになりますね。田舎だと灯りなどありませんから。真っ暗のくらくら。

これくらいの時間にいつも名古屋くらいのにぎやかな街に滞在していられるといいのですが、わたしの自宅は電車で数十分かかります。乗り換えの連絡が悪いと帰宅するまでに1時間を超えます。なので遅くなる前に名残惜しいのですがカメラを鞄にしまい、帰らなくてはなりません。

この問題を解決する方法があります。帰らなければいいのです。なので遅くなったら漫画喫茶にでも泊まって、始発で帰るという手もあります。これなら夜の街を撮り放題です。

機械があったら、そのうちやってみたいとおもいます。