畑の片隅にぽつんとたたずんでいる軽自動車がありました。スズキ自動車の二代目アルトです。今現在のアルトが八代目なので、七代前のアルトということになります。
初代アルトは47万円で有名ですが、この二代目アルトはいくらだったのか知りません。調べてもよくわかりませんでしたが、昔の車ならテレビのCMで車体価格も表示していたような気がしたのでYou Tubeで調べてみたところ、エアコン付きの特別仕様車で61万円でした。
エアコンなしの値段はというと、その後のアルト100万台記念の特別仕様車4速マニュアル5ドアが53万円というのがあり、多分これにはエアコンは付いてないのでおそらくそれくらいかと。
1988年の新卒会社員の初任給が15万円くらいなので、3~4ヶ月で買える値段ですね。
それに比べて現行アルトはエアコンはもちろん付いているし、エアバッグもABSも標準装備。普通に使うだけなら十分な、最低グレードの5速マニュアルで86万円でした。いや、思ったより安かったです。
昔のペラペラでエアコンもABSもついていない軽自動車に比べて、価格が2倍くらいしか違わないのは、かなりコストパフォーマンスは高いかと。
本当は「軽自動車はもう200万円当たり前で、今の若者はとても買えません」とか書くつもりだったのに。とはいえ税金や維持費はそれなりに高いので、やっぱり若い人は買わないかなぁ。
話がそれてしまった気がしますが、写真の二代目アルトのデザインかっこいいですね。今の技術でこのデザインだったら欲しいかもしれません。