X-Pro3のスペックが出てきたことにより、それとほぼ同じ性能を持ったコンパクトカメラ版であるX100Vも予想しやすくなりました。
X-Pro3にボディ内手ブレ防止が搭載されませんでしたが、これは技術的な問題というよりはメーカー側の写真撮影に対するコンセプトだと思います。なので同じようにX100Vにも手ブレ補正はつかない可能性が高いです。
まあX100Fを使っているので手ブレ補正の有る無しはどうでもいいのですが、それ以外の理由でX100Vを買うかどうかで悩んでいます。
まずX100Fは防塵防滴ではないことです。雨の日も気軽に持ち出してスナップしたい。なのでX100Fが防塵防滴になったとしたら、X100Fを下取りに出して即乗り換えると思います。防塵防滴さえあればスペックがX100Fとまったく同じでも乗り換えたいです。
あともう一つはX100Vを買わないと、X100シリーズが終わる可能性が高いこと。X100Fはよくできたカメラで、X100Vが出たあとでも買い換える必要性はないくらいちゃんと使えると思います。
ですがX100Fを使い続けてしまうと、X100Vを買う必要がなくX100Vは売れなくなってしまいます。そうなるとメーカーはこんな売れない変態的でマニアックなX100シリーズはもう作るのやーめた、となる可能性が非常に高いです。
そうなるといざX100Fが使えなくなったときに、オーバーホールできずに買い換えなければいけなくなったときに肝心のX100系カメラが無くなっていたなんてことにもなるかもしれません。
ライカくらいのカメラだったら数十年後もオーバーホールや、補修部品が残っているかもしれません。ですがフジのような家電製品に近いカメラは、製造中止後数年で保守サービスはほぼ打ち切られてしまいます。
なのでX100V以降もX100シリーズを使ってもらうためのお布施として、X100Vを買う必要があるのではないかと思っています。
ならばいっそライカに行くというのも考えられますが、わたしはやっぱりフジの出す色が好きなのです。