カメラ機材の沼深い。深いだけでなくジャンルもいっぱいです。
カメラ本体沼にレンズ沼。新機種沼に中古沼。三脚やカメラバッグなどの周辺機器沼も深いです。
若い頃はわたしも沼に膝上くらいまでは浸かっていました。中古カメラ屋巡りをしていたら、知らないうちにレンズが生えることもしばしば。幸いなことに（？）当時はお金が無かったので、沼につかりながら無事帰還できました。
現在はレンズ交換不可のコンパクトカメラのX100Fを使っており、これ1台でかなり満足しているので沼は浅くなっています。
世間にはこの沼にどっぷり浸かって、たくさんバジェットを使ってくださる方々がいます。YouTubeなどで人気Youtuberによる商品紹介動画などもあります。これはとても素晴らしいことだと思います。
たくさんバジェットを使って新製品を買ってくださる方々がいるので、メーカーは潤い新しいカメラの開発にバジェットを回すことができます。わたしの使っているX100Fなんて尖っているカメラは、フラッグシップなどの新商品を買う人がいなければ、真っ先にディスコンになりそうな企画です。
さらに新商品を買うことで使わなくなったカメラを中古市場にまわしてもらえれば、状態の良いカメラが増えて中古市場も潤います。中古沼に浸かってる方々もハッピー。
カメラのような趣味の市場は、新しい製品を買ってくれる人がいなくなったら衰退します。ちょっと景気が悪くなるとカメラの売れ行きが悪くなり、メーカーの統廃合や買収が起こり有名だったブランドですらあっちいったりこっちいったり、無くなっちゃったりします。
わたし自身のカメラ沼は浅いといっても、カメラの機材や新製品を見るのは好きなので、ブランドや会社が無くなってしまうとかなり悲しいです。なのでどっぷりカメラ沼に浸かって新商品をバンバン買ってブランドを維持してくださるユーザーさんには、同じカメラ趣味の人間として頭が上がりません。
そんなわけで沼に浸かるのはわるいことじゃなく、とても素晴らしいことです。
レッツ沼。
