CAMERA OBSCURA

スナップ写真と日々の雑感

水たまりの中の世界

ようやく梅雨らしい雨が降ったかと思えば、急に晴れたりと目まぐるしく天候が変わります。本格的な梅雨前線がなかなか日本列島までかかってこないで、局所的に雨を降らす雲がときおり通過している状態みたいです。

そんなつかの間の雨の降ってない時間を利用して、街中をスナップしています。雨の降った後は水たまりに写る被写体を探してしまいます。普通の街並みでも電線でも曇り空でも、水たまりに映るとなかなかフォトジェニックです。

はたから見ると水たまりにカメラを向けて、周りをぐるぐる歩き回る変なおっさんですけど。そうです、わたしが変なおっさんです。

水たまりという小さなフレームに区切られて映る景色は、広大な景色と違ってどこかミニチュア的なかわいらしさがあります。

広い湖に映る山なんかもいいですけど、遠出でもしないとなかなか撮れません。雨上がりに近所を散歩したらどこにでもある水たまりは、お手軽ですがそこそこ写真映えします。

手軽に撮れる水たまりとスナップ写真はかなり相性がいいです。