CAMERA OBSCURA

スナップ写真と日々の雑感

狭すぎる

土手の上に線路が通っているだけに見えますが、これって高架というんでしょうか。

それにしてもこの道の幅が狭すぎます。軽自動車でもギリギリじゃないでしょうか。普通車の場合は、油断したらどこか擦ってしまいそうです。

高さ制限3.3mとありますが、その高さの車両はたぶん幅がアウトでしょう。地元の人は気にせず車でバンバン通過していってましたけど、わたしだったら絶対に車では通りません。どんなに急いでいるときにでも遠回りして、車に傷をつけるリスクを減らしますね。

見ての通りコンクリートなどの造りがかない古く、あんまり自動車で通ることを想定していなかった時代の道でしょう。この少し離れたところに自動車が2車線通れる高架下の道もありますが、そこもおせじにも広いとは言えません。

じゃあ今の時代に合わせて新しくすればいいというものではなさそうです。線路を見ての通りの単線なので、新しくするコストに見合う費用対効果はまず見込めません。おそれくこのままで維持だけされていくでしょう。

この近くにそれはそれは立派な高架を作ったけれど、その数年後に廃線になった路線もあります。そういうのをみると無理に新しくしても無駄になる可能性もあるので、このまま現状維持でしょう。

この高架下の狭くて通りづらい道は、鉄道の自動車へ対するささやかな反抗なのかもしれません。