先日X-Pro3の実物がお披露目になりました。外装は軍艦部がチタニウムになって金属マニア大喜びかもしれません。X-Pro2の軍艦部の素材が何かは知りませんが。
あとスケッチなどでリークされていたとおり背面の液晶がチルトしきになって、普段は小さな情報液晶だけで開くと大きい液晶が出てくるというかなりの変態ギミックになっていました。
この液晶を開けば上から覗くことがしやすくなるので、腰のあたりに構えるウエストレベルファインダー撮影がやりやすくなります。これはいつもより低い目線で撮影できるので、かなり面白い写真が取れると思います。
あと普段は電気消費の高い背面液晶を閉じているので、撮影枚数の増加にも役立つのではないのかと予測できます。
TwitterなどでX-Pro3で検索してみますと見事に賛否両論が入り乱れています。喜んでいる人もいれば、クソ呼ばわりする人もいてなかなか面白いです。
わたし個人としてはウエストレベルファインダー撮影がしやすいのと、草木を撮るときに地面に這いつくばってファインダーを覗かなくても済むのでありだと思います。
小さい液晶にフィルムシミュレーションのラベルが出るのも面白いですね。わたしくらいの銀塩カメラ使ってたおっさんには嬉しい演出だと思います。
まとめますとスマートで機能的なデジタルカメラの便利さよりも、ちょっと不便を感じてもカメラで写真を撮るという行為のわくわく感を高めた機種になると思います。縛りプレイが好きな変態さんにピッタリのカメラになりそうです。
とはいっても普通に撮った画像をその場で確認しようと思えばできるので、現像しなければ結果がわからない銀塩カメラに比べりゃよっぽと便利なんですけどね。
